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National Kenkomi Architectural Design Institute
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Zenkoku Kenkomi .JAPAN

Architectural Design Metabolism
Architectural design metabolism
水路を持つ木造密集地域は、 水路が線状の閉じた中庭空間により共同意識が形成され、 生活や仕事に水を共有することで互助 的共同体が育まれてきた。 現在は水路が埋め立てられ暗渠となり路地空間へと変わり地縁コミュニティは希薄になった。 そこで、 水路中心とした空間特性を地域施設として再評価を行い、 地域の課題を解決する。 本設計提案では荒川区町屋地区を対象として、 江川堀の空間特を性継承し互助的共同体の再生を目的とする。
設計提案の流れ
1. 研究背景
1-1. 水路と木造密集地域の親和性
1-2. 互助的共同体を育む豊かな水路空間への着目
1-3-1. 水路空間の変遷
1-3-2. 暗渠化による地域コミュニティの衰退
2. 計画敷地の選定と調査
2-1. 水路を持つ木造密集地域の選定
2-2. 水路の選定条件
2-2. 江川堀の選定
2-2. 江川堀の計画部分の抽出
3. 江川堀の空間特性 ~互助的共同体が育まれた水路空間を定義~
3-1. 互助的共同体が形成されていた江川堀の調査
3-2. 江川堀に育まれた段階的な互助的共同体
3-3. 住 ・ 湯 ・ 工 ・ 商を貫き周辺地域と機能的に連携する江川堀
4. 暗渠化に伴う地域課題と計画概要 ~水路の空間特性を用いて地域課題を解消する~
4-1. 江川堀を中心とした地域の課題
4-2. 地域施設の計画敷地の選定
4-3. 事業主体の選定
5. 空間特性から計画概要へ ~空間特性を継承し新たな互助的共同体を再生する~
5-1 敷地分析から互助的共同体と建築形態へ
5-2. 段階的スケールの共同体の計画画
5-3. 機能的連携の共同体計画
5-4. 共同体計画からプログラムと動線計画
6. 設計提案 ~江川堀に育まれた互助的共同体の再生を目指して~
5-1. Site-A 設計提案
5-2. Site-B 設計提案
5-3. Site-C 設計提案
5-4. Site-D 設計提案
7. おわりに
01
研究背景
1-1. 水路と木造密集地域の親和性
1-2. 互助的共同体を育む豊かな水路空間への着目1-3-1. 水路空間の変遷
1-3-2. 暗渠化による地域コミュニティの衰退
1.1 『着目』豊かな地域コミュニティの再生手法として
木造密集地域にかつて存在していた水路空間に着目

1.2 『背景』これらの水路空間の多くはかつて農地であり、
都市化により木造密集地域が形成され水路を中心に生活が発展した。

ⅰ.農地に多くの水路が形成
ⅱ.農地から木造密集地域が形成
ⅲ.水路を中心として生活が発展
1.3 『変遷』水路を中心とした地域は閉じた中庭空間により生活を助け合う共同体が形成されていたⅰ。しかし、生活排水や工業排水の流入により柵が建てられ背を向けるようになったⅱ。どぶ川となった多くの水路は下水道整備により埋め立てられ歩行空間となりⅲかつての閉じた共同体は形成されなくなった。

ⅰ.水路空間を活用した共同体が形成された


ⅱ.どぶ川となり塀によって断絶された

出典:東京都荒川区 目で見る荒川区50年のあゆみ

ⅲ.水路が埋め立てられ歩行空間となった

出典:東京都荒川区 目で見る荒川区50年のあゆみ
1.4 『課題』水路の暗渠化により地域産業の衰退や銭湯文化の衰退により地域コミュニティが消滅していった。

水路の暗渠化による4つの地域課題
02
計画敷地の選定と調査
2-1. 水路を持つ木造密集地域の選定
2-2. 水路の選定条件
2-2. 江川堀の選定
2-2. 江川堀の計画部分の抽出
2.1 水路を持つ木造密集地域の選定
現存する木造密集地域の中から水路が多く存在していた地域を6地域取り上げ比較し地域を選定する。

2.2 水路の選定条件
木造密集地域における暗渠の中で水路と生活が密接に関係する条件を整理する。特に互助的共同体が誘発される閉じたコモン空間の形成条件として3つ取り上げ計画敷地を選定する。
1.水路が多く存在しているかつて農地であった地域
多くの水路が存在していた地域は、低地で農業を営んでいたところが多く水流も高低差も穏やかで生活や産業に水路の水を共有する文化が形成されやすい状況にあった。
2.水路と地面や両岸に高低差がない地形
水路と地面や水路を挟んで両脇の敷地のレベル差が小さいことで、コモン空間が使いやすく互助的コミュニティが誘発されやすい地域。
3.水路の両脇に住宅が並ぶ狭小な水路
多く存在する。計画対象とする水路はかつて村や町の境として機能していた水路とする。境の役割をになっていた水路は、両側に住宅が建つ狭小な空間の特性を持っている。
2.3 江川堀の選定
木造密集地1㎢内の最大高低差の順番で並べ湾曲率と路地の本数を比較を行う。1800年代の木造密集地域における水路の本数を抽出した結果、町家尾久地域が23本で最も多く存在していた。また、湾曲率を水路の全長の合計を最短距離の合計で求めた結果、町家尾久地域が144.9%で最も湾曲していた。したがって、本計画の対象敷地は3つの選定条件を満たしている町家尾久地域を選定し、両側に住宅が密集している江川堀を計画敷地とする。

2.4 江川堀の計画部分の抽出
江川堀は石神井川の水系から音無川に分岐し、音無川から分岐した堀として位置づけられる。対象地域は路地や道路と併設された地域以外の両脇に住宅が並ぶaのエリア「荒川区町屋4丁目」を対象として計画を行う。町家4丁目の水路はかつて尾久村と町屋村の村境として利用されていたため、住宅が両脇に並ぶコモン空間が形成されていた。本研究では荒川区町屋4丁目の江川堀を対象として空間特性の調査分析と設計提案を行う。

03
計画敷地の選定と調査
2-1. 水路を持つ木造密集地域の選定
2-2. 水路の選定条件
2-2. 江川堀の選定
2-2. 江川堀の計画部分の抽出
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